周辺環境・生活環境の見方

『○日常生活に支障ないことが第一だが、公害や騒音にも要注意』
自分がいま住んでいる地域環境に満足しているだろうか。たぶん、不満に感じていることは少ないだろう。住み始めた頃は何かと不便な点や不満なことが気にかかっていても、慣れてしまえば忘れるものだ。駅までバス便でも習倶になれば当たり前になる。

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住めば都とはよく言ったもので、悪いところはしだいに意識から薄れてしまう。しかし、これだけは改善したいという不満は誰にでも必ずある。それは取り除くべきだろう。購入してから後悔することが多いからだ。とくに日常生活に密着した部分は妥協しないほうがいい。
周辺環境のチェック項目は図にある通りだが、自分にとって不要なものは抜いて、必要なものは追加して活用していただきたい。あまり意識していなかった項目もあると思うが、それは、いままで住んできた環境にはなかった要素や施設、不便さを感じなかった部分である可能性もあるので、馴染みのない地域であるなら一応、調べてみるにこしたことはない。たとえば、養鶏場なんて滅多にないだろうが、その悪臭を知っている人なら間違いなく敬遠する。知らなければチェックの対象にもならない項目といえるのだ。
養鶏場だけではない。ゴミ焼却場や振動をともなう騒音を発する工場、高速道路などは、甘く考えていると必ず後悔する。実際にその地域に行って騒音などをチェックしてみるといいが、平日と土曜・日曜は違うし、時間帯によっても違うことをお忘れなく。

【住みたいエリアに間違いはないか】

『○その地域でなければ得られないものとは何か』
誰でも住み慣れたところが安心だから、マンションを選ぶときにも、いま住んでいる場所の近くから探し始めるようだ。何度も引っ越している人なら抵抗感はないかもしれないが、ある程度の年齢を重ね、長く同じところに住みついてしまった人には、その地域から離れられない気持ちがあるもの。
それは、その地域での生活を営むなかで、長い間に培われ、自然に構築された人間関係のつながりが、断ち切れないものになってしまったからである。自分のライフスタイルというのは、とくに意識しない場合、その地域環境に合わせて知らない間に形づくられてくる側面を持っている。
たとえば、毎週金曜日の夜は気の合った趣味仲間といっぱいやって過ごす時間を大切にしているサラリーマンがいる。会社と家の往復だけで、ライフスタイルどころではないと言うが、彼にとっては息抜きのできる金曜夜のひとときが唯一のライフスタイルになっているともいえる。

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これを捨て去ることができるだろうか。彼の妻や子どもにも彼と同じような大切にしていることはないだろうか。しかし、その地域に住まなければ得られないものを求め、積極的に自分の嗜好に合った環境を選んで、自ら移動して、理想とするライフスタイルを実現する人もいる。
ただし、単なる見栄だけで決めるのはナンセンスだ。ひと駅違えば千葉県や埼玉県、地価もマンション価格もガクンと安くなる。安い割には専有面積も広い。あなたならどう決断するだろうか。

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